下芳野村(読み)しもほうのむら

日本歴史地名大系 「下芳野村」の解説

下芳野村
しもほうのむら

[現在地名]菟田野町大字下芳野

芳野川沿い、上芳野村西部に立地。慶長郷帳の村高四一〇・一三五石。慶長六年(一六〇一)松山藩(福島高晴)領。元禄八年(一六九五)以降幕府領元禄検地により村高三〇九・〇五一石。「宇陀郡史料」所収の元禄八年の「覚」によると人数三二四(男一七九、女一四五)妙香みようこう寺、猟師鉄砲五、牛一四、馬三からなっていた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android