下荷物(読み)くだりにもつ

精選版 日本国語大辞典 「下荷物」の意味・読み・例文・類語

くだり‐にもつ【下荷物】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代大坂から江戸へ積み送る関西五十七か国の貨物総称。下り荷物と、近在諸国からの地廻り荷物とは扱い問屋を異にした。
    1. [初出の実例]「下(くだり)荷物の世話なさんす」(出典:浄瑠璃・夏祭浪花鑑(1745)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android