下行結腸(読み)カコウケッチョウ

デジタル大辞泉 「下行結腸」の意味・読み・例文・類語

かこう‐けっちょう〔カカウケツチヤウ〕【下行結腸】

大腸の主要部分である結腸一部横行結腸に続き、腹部左側を下へ向かい、S状結腸へつながる部分。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

栄養・生化学辞典 「下行結腸」の解説

下行結腸

 結腸のうち,上腹部から下腹へと続いている部分,上行結腸,横行結腸に続く部分で,S状結腸へとつながる.

出典 朝倉書店栄養・生化学辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の下行結腸の言及

【大腸】より

…【玉手 英夫】
【ヒトの大腸】
 大腸は小腸につづく消化管の最終の部分であって,小腸に比べ太いためこの名がある。大腸は盲腸cecum,結腸colon(上行結腸,横行結腸,下行結腸,S状結腸),直腸rectumに分けられる(図1)。その長さは個体差はあるが成人では約1.5mである。…

※「下行結腸」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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