精選版 日本国語大辞典 「下見板」の意味・読み・例文・類語 したみ‐いた【下見板】 〘 名詞 〙 家の周囲の下見に張る板。〔随筆・守貞漫稿(1837‐53)〕[初出の実例]「葉子は思はずよろけて入口の下見板に寄りかかって」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の下見板の言及 【羽目板】より …壁の下方1mくらいに張った場合は腰羽目という。横板張りで板を少しずつ重ねて羽重ねに張るものは下見板といい,羽目板とは区別する。日本建築では横羽目が古来の手法で,鐘楼の袴腰など特定のものに竪羽目が用いられたが,鎌倉時代に伝来した禅宗様(唐様)では竪羽目が使われ,以来竪羽目も広く用いられるようになった。… ※「下見板」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by