日本歴史地名大系 「下谷真正寺門前」の解説 下谷真正寺門前したやしんしようじもんぜん 東京都:荒川区下谷真正寺門前[現在地名]荒川区南千住(みなみせんじゆ)一丁目下谷通新(したやとおりしん)町の中ほど西側にある。曹洞宗真正寺東の門前に形成された町屋。真正寺は寛文元年(一六六一)下谷通新町に移転してきた(寺社備考)。当町はこの移転時に形成された門前町と伝える。ただし家作許可の年代は不明。寛延二年(一七四九)三月、真正寺とともに類焼し、その後は門前の間口一〇間ほどの地に家作を作り、残地は空地となった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報