下野一国(読み)しもつけいつこく

日本歴史地名大系 「下野一国」の解説

下野一国
しもつけいつこく

一冊

成立 慶安四年三月

解説 下野国に関する地理地形などを記した調査書。おそらく正保国絵図作成の際に作られた道帳の写と考えられる。道法(道程)を主としつつ、主要な町場や村の広さ、問屋札場、城館跡などが記されている。とりわけ城館跡は規模や形状が詳しく記述され、現地の変化が著しいだけに下野の城館跡研究にとって貴重な史料といえる。奥書に「慶安四年辛卯三月廿九日 岸勘兵衛・景野惣兵衛 右之御帳面、植田勘助様御取次ニ而筑後守様へ上申候」と記されていることより、宇都宮藩勘定方の岸・景野の両名により作成され、道中取締担当の大目付井上政重へ献上されたものと思われる。

景印本 昭和五二年東西文献刊

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 道程

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む