下駄を預ける(読み)ゲタヲアズケル

デジタル大辞泉 「下駄を預ける」の意味・読み・例文・類語

下駄げたあず・ける

相手物事処理方法責任などを一任する。「あとの処理は君に―・けるよ」

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精選版 日本国語大辞典 「下駄を預ける」の意味・読み・例文・類語

げた【下駄】 を 預(あず)ける

  1. ある問題について、その処理の方法や責任などを誰かに一任する。
    1. [初出の実例]「とても叶ふまじと御覧じ、奉公せよ召使はんなどとげたを預け給ひしか」(出典:浄瑠璃・天智天皇(1692)二)
  2. 自分の身のふり方、あることの決断などを他に一任する。

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