下鶯野村(読み)しもうぐいすのむら

日本歴史地名大系 「下鶯野村」の解説

下鶯野村
しもうぐいすのむら

[現在地名]中仙町下鶯野

たま川が蛇行して流れる氾濫原にあり、南は上鶯野かみうぐいすの村。

正保四年(一六四七)の出羽一国絵図に上鶯野の内下鶯野村とあって高の記載はない。元禄一五年(一七〇二)の出羽国秋田領変地其外相改候目録(県立秋田図書館蔵)に「古御絵図に無高ニ郷形御座候、今度相改申処に高出候」とある。享保八年(一七二三)の仙北郡郡村本村支村御高調帳(秋田県庁蔵)には惣名で黒印高三八〇石余とあり、藩政初期からの村といえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む