日本歴史地名大系 「不動寺原」の解説 不動寺原ふどうじばら 山口県:厚狭郡山陽町厚狭村不動寺原[現在地名]山陽町大字厚狭厚狭盆地を南流する厚狭川の左岸、山寄りの平地をさす。地名の起源はこの地に不動寺(現浄土宗清安寺)が創建されたことによるという。天正一八年(一五九〇)の不動寺領分坪付(「寺社由来」所収清安寺文書)に「原田 田七段半」、また寛永三年(一六二六)の坪付(同文書)に「原」として「屋敷」「畠」が記載されているほか、今市(いまいち)の地名がみえる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報