不臣(読み)ふしん

精選版 日本国語大辞典 「不臣」の意味・読み・例文・類語

ふ‐しん【不臣】

  1. 〘 名詞 〙 臣下としての道にそむくこと。君主に反抗すること。また、不忠の臣。
    1. [初出の実例]「臣不臣の罪を謝して、勅免を蒙むる可き由申入るる処に」(出典:太平記(14C後)三〇)
    2. [その他の文献]〔史記‐秦二世皇帝本紀〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「不臣」の読み・字形・画数・意味

【不臣】ふしん

臣たらず、臣下の道にそむく。

字通「不」の項目を見る

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