不忠(読み)フチュウ

デジタル大辞泉 「不忠」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ちゅう【不忠】

[名・形動]忠義でないこと。また、そのさま。「不忠な(の)臣」「不忠な(の)行為

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精選版 日本国語大辞典 「不忠」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ちゅう【不忠】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 忠義でないこと。国家主君まごころを尽くさないこと。臣の道にそむくこと。主人主家にそむいたり、不利益になることを行なったりすること。また、そのさま。不臣。
    1. [初出の実例]「身与口心、行十悪、不忠不孝、罪業繁」(出典:性霊集‐一(835頃)喜雨歌)
    2. 「此孝行者に此不忠(フチウ)を犯す筈はない」(出典福翁自伝(1899)〈福沢諭吉雑記)
    3. [その他の文献]〔戦国策‐楚策〕

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普及版 字通 「不忠」の読み・字形・画数・意味

【不忠】ふちゆう

不臣。

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