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不足の経済 ふそくのけいざいeconomies of shortage

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

不足の経済
ふそくのけいざい
economies of shortage

社会主義経済では,企業は国が決定する生産計画を遂行,実現するためにいつも過剰な労働力と原材料資材をかかえている。そのため,政府の資金が必要以上に経済活動につぎ込まれ,それが原因でモノ不足が恒常化する。つまり,社会主義経済下では絶えずモノ不足がみられ,大きな社会的問題となる。こうした状態をハンガリーの経済学者コルナイは「不足の経済」と呼んだ。社会主義経済では資源配分を市場に任せることができず,国家経済計画委員会などが人為的に配分計画を策定するため,どうしても過剰資源配分が生じ,それが絶えず過剰需要を生むという考え方。

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