不輸租(読み)ふゆそ

精選版 日本国語大辞典 「不輸租」の意味・読み・例文・類語

ふ‐ゆそ【不輸租】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、田租国家に納めないこと。また、「不輸租田」の略。
    1. [初出の実例]「伍町陸段壱伯参拾参歩、不輸租」(出典:正倉院文書‐天平一二年(740)遠江国浜名郡輸租帳)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android