日本歴史地名大系 「与兵衛野新田」の解説 与兵衛野新田よへえのしんでん 新潟県:西蒲原郡西川町与兵衛野新田[現在地名]西川町與兵衛野新田(よへえのしんでん)新(しん)川右岸に形成された村落で、現町域の北東端に位置する。貝柄(かいがら)・三角野(さんかくの)・堀上(ほりあげ)の各新田と連なって集落を構成する。文化一五年(一八一八)内野(うちの)村(現新潟市)の金蔵(きんぞう)坂を掘割って鎧(よろい)潟・田(た)潟・大(おお)潟の悪水(余り水)を海へ落すいわゆる三潟悪水抜き工事が長岡藩は自普請、村上藩は藩で始められ、文政三年(一八二〇)新(しん)川が開通した。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by