丕顕(読み)ヒケン

デジタル大辞泉 「丕顕」の意味・読み・例文・類語

ひ‐けん【×丕顕】

《「丕」は大の意》大いに明らかなこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丕顕」の意味・読み・例文・類語

ひ‐けん【丕顕】

〘名〙 (形動) (「丕」は大の意) 大いにあきらかなこと。立派なこと。また、そのさま。
※御践祚後朝見の御儀に於て賜はりたる勅語‐昭和元年(1926)一二月二八日「丕顕なる皇祖考遺訓明徴にし」 〔書経‐君牙〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「丕顕」の読み・字形・画数・意味

【丕顕】ひけん

大いに明らかな徳。〔書、文侯之命〕王(かくのごと)く曰く、(ほ)義和(ぎくわ)よ。丕顯なる・武、克(よ)くを愼む。上に昭升し、聞(ふぶん)して下に在り。惟(こ)れ時(こ)の上、厥(そ)の命を王に集(な)し、亦た惟れ先正、克く左右して厥の辟(きみ)に昭事せり。

字通「丕」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android