精選版 日本国語大辞典 「明徴」の意味・読み・例文・類語 めい‐ちょう【明徴】 〘 名詞 〙① あきらかな証拠。はっきりわかるしるし。明証。[初出の実例]「是等の明徴歴然なれども、長ければ爰に略す」(出典:夢醒真論(1869)〈貞方良助〉)[その他の文献]〔陸機‐駕言出北闕行〕② ( ━する ) 事実や証拠に照らして、あきらかにすること。[初出の実例]「是れ宜しく、今に及て謨訓を明徴し」(出典:国会開設の勅諭‐明治一四年(1881)一〇月一二日)[その他の文献]〔書経‐胤征〕③ ( 形動タリ ) はっきりしていること。あきらかなこと。また、そのさま。[初出の実例]「輿論にても明徴たる事に御座候」(出典:大小学校建議(1869)〈加藤有隣〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例