世に合う(読み)ヨニアウ

デジタル大辞泉 「世に合う」の意味・読み・例文・類語

・う

時勢にうまく乗って栄える。世に用いられる。時めく。「―・わない不遇な一生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「世に合う」の意味・読み・例文・類語

よ【世】 に 合(あ)

  1. 世間道理常識に合致する。
    1. [初出の実例]「世にあはぬ事をば、あなたへがたとは言ひはじめける」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))
  2. 時を得て世に栄える。時勢に合って時めく。世に用いられる。
    1. [初出の実例]「よにあひ花やかなる若人にて、思ふことなきなるべし」(出典:源氏物語(1001‐14頃)賢木)

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