世界複数本社制(読み)せかいふくすうほんしゃせい

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

世界複数本社制
せかいふくすうほんしゃせい

アメリカ,ヨーロッパ,アジアの3極構造を軸として各地域に設置された地域本社が,地域を統轄することで経営の現地化を図るとともにグローバルな統合のために,世界総本社の下で互いの地域間調整を行なうという制度。グローバル企業の活動が広く世界に分散し始め,海外における売上げや従業員数が増大するにつれて,地域的な管理体制が必要となってくる。とりわけアメリカ・ヨーロッパ・日本・アジア・オセアニアにおける現地子会社数の増大と,売上げや生産高の増加は,地域間調整を複雑にしていく。そこでホンダ,松下,ヤマハなどのグローバル企業は,世界複数本社制を採用し始めた。

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