両沢村(読み)りようざわむら

日本歴史地名大系 「両沢村」の解説

両沢村
りようざわむら

[現在地名]伊予市両沢

現伊予市の南部山地東端の村。現伊予郡砥部とべ町と境を接し、もり川の上流に沿う。わずかの階段状の水田と傾斜地を開墾した畑地があり、耕地面積は少ない。寛永一二年(一六三五)替地以後大洲藩領。浮穴うけな郡砥部郷の一。

慶安元年伊予国知行高郷村数帳(一六四八)浮穴郡の項に「両沢村 茅山有」、高三六石七斗一升と記す。戸数は一二―一五戸、人口は五〇―六六人という小村である。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android