日本歴史地名大系 「両蔵屋敷」の解説 両蔵屋敷りようくらやしき 愛知県:名古屋市中区両蔵屋敷[現在地名]中区丸の内一丁目元材木(もとざいもく)町の南、下材木(したざいもく)町の北に位置する。魚の棚(うおのたな)の半丁ほど南と杉(すぎ)の町筋との間で、藩重臣成瀬隼人正と志水甲斐守の蔵屋敷地であった(町名起因並町家由緒)。成瀬・志水両屋敷は元禄一三年(一七〇〇)五月、火災にかかって焼失。あとに町屋が取建てられた。町並となった時期は定かでない(尾張志)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by