中の細緒(読み)なかのほそお

精選版 日本国語大辞典 「中の細緒」の意味・読み・例文・類語

なか【中】 の 細緒(ほそお)

  1. (そう)の琴の一三弦で、細緒二番目の「為(い)」をいう。また、一説にもっとも細い第一三弦をさすともいう。
    1. [初出の実例]「箏の琴は、なかのほそをの堪えがたきこそ、ところせけれ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)紅葉賀)

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