中之庄遺跡(読み)なかのしよういせき

日本歴史地名大系 「中之庄遺跡」の解説

中之庄遺跡
なかのしよういせき

[現在地名]宇陀市大宇陀区中庄・拾生

多武峯とおのみね山塊の東裾、谷間の微高地上に立地する遺跡。平成七年(一九九五)大宇陀町おおうだ  の体育施設建設の事前調査で建物群が確認された。建物群は東西棟の五間×二間の掘立柱建物など一一棟以上、竪穴住居跡三棟、塀、石敷き、苑池などの遺構が検出されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android