精選版 日本国語大辞典 「中乗様」の意味・読み・例文・類語 なかのり‐さん【中乗様】 〘 名詞 〙① 「なかのり(中乗)②」を親しみをこめていう語。[初出の実例]「桂平内兵衛共いはれし人の其孫が、奴出立の鬢かづら、中乗(なかノリ)様と付き歩くを、どふ見て生きていられふぞ」(出典:浄瑠璃・田村麿鈴鹿合戦(1741)四)② 「なかのり(中乗)③」を親しみをこめていう語。[初出の実例]「木曾のナーなかのりさん、木曾の御岳さんはナンジャラホイ、夏でも寒いヨイヨイヨイ」(出典:俚謡・木曾節(18C以降)長野(日本民謡集所収)) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例