日本歴史地名大系 「中井原村」の解説 中井原村なかいはらむら 和歌山県:有田郡金屋町中井原村[現在地名]金屋町中井原金屋・市場(いちば)両村の東にあり、「続風土記」は「村中に古清水三箇所あり、神前井・中井・出水井といふ、村居中井の地に多し、故に村名とす」と説明している。鳥屋(とや)城があり、集落の形成は応永七年(一四〇〇)の鳥屋城修築後であろう。慶長検地高目録によれば村高三九一石余、小物成四斗八升六合。天保郷帳では四一四石余、うち新田二二石余は三浦長門守の給知(南紀徳川史)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報