日本歴史地名大系 「中佐々木村」の解説 中佐々木村なかささきむら 京都府:福知山市中佐々木村[現在地名]福知山市字中佐々木牧(まき)川の支流佐々木川の谷の中部を占める。中世には佐々岐(ささき)庄上山(かみやま)保の地、江戸時代には上佐々木村のうちに含まれ、天保郷帳に「上佐々木村之内中佐々木村」高四三〇石余と記される。中佐々木の内、佐々木川の東部を谷村(たにむら)といい、西部を仏坂(ぶつさか)という。仏坂には伏見(ぶくみ)山(約七一〇メートル)がそびえ、この山にはかつて観音を祀ったという寺跡がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報