日本歴史地名大系 「中刑部村」の解説 中刑部村なかおさかべむら 静岡県:引佐郡細江町中刑部村[現在地名]細江町中川(なかがわ)都田(みやこだ)川とその支流井伊谷(いいのや)川との合流点東岸に位置し、東は上刑部村、南は下刑部村。都田川はこの付近では落合(おちあい)川といわれる。正保郷帳に上刑部村・下刑部村がみえるが、当村は記されていない。しかし元禄郷帳に下刑部村から分村した「中刑部村」がみえ、高九〇九石余。国立史料館本元禄郷帳では浜松藩領。以後、同藩領として幕末に至ったとみられる(天保一〇年「水野忠邦領知目録写」水野家文書など)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by