中功(読み)ちゅうこう

精選版 日本国語大辞典 「中功」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐こう【中功】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ( 「功」は仕事、また、その量の意 ) 令制で、労働時間が中程度の長さであること。長功と短功中間。また、日照時間によって中程度の労働時間を確保できる期間。陰暦二・三月、八・九月。
    1. [初出の実例]「凡計功程者。〈略〉二月三月八月九月。為中功」(出典令義解(718)営繕)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐百官志一〕
  3. 中程度の功績
    1. [初出の実例]「凡功田。大功世世不絶。上功伝三世。中功伝二世」(出典:令義解(718)田)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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