短功(読み)たんこう

精選版 日本国語大辞典 「短功」の意味・読み・例文・類語

たん‐こう【短功】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「功」は仕事、また、そのできあがりの意 ) 令制で、一〇月から正月までの日の短い期間の工匠などの一日の仕事の量。長功(ちょうこう)中功に対していう。
    1. [初出の実例]「凡計功程者。〈略〉十月十一月十二月正月為短功〈一常得六功〉」(出典令義解(718)営繕)
    2. [その他の文献]〔新唐書‐百官志〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

スキマバイト

働き手が自分の働きたい時間に合わせて短時間・単発の仕事に就くこと。「スポットワーク」とも呼ばれる。単発の仕事を請け負う働き方「ギグワーク」のうち、雇用契約を結んで働く形態を指す場合が多い。働き手と企...

スキマバイトの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android