中古賀村(読み)なかこがむら

日本歴史地名大系 「中古賀村」の解説

中古賀村
なかこがむら

[現在地名]大川市中古賀

かね村の南、筑後川下流左岸に位置する。南は諸富もろどみ村・北酒見きたさけみ村・向島むかいじま村、東は下青木しもあおき村・西青木にしあおき村。天正一五年(一五八七)七月一八日の大善寺寺社領分注文(歴世古文書)に「諸富門修免一所 壱町 弐百定 中古賀」とみえる。文禄四年(一五九五)の知行方目録に村名がみえ高一九〇石余、「よしかた」として高一六六石余。本高は四〇九石余(元禄国絵図)。「在方諸覚書」によると古高四八〇石・役高一千八二石。享和二年(一八〇二)の春免高帳では高一千九五石。文化四年(一八〇七)の畝付帳では本田二六町余・開田三六町三反余・畑一町二反余・居屋敷九反余、ほかに七島(葭場)一町三反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android