中国の空母開発

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中国の空母開発

中国は「海洋強国」を国策に掲げ、従来の近海防衛から遠洋防衛へと軍事力を拡大する中、空母を次々と建造している。ウクライナから購入して改修した旧ソ連製空母を「遼寧」と命名し2012年に中国初の空母として黄海渤海を管轄する北海艦隊に配備。19年には初の国産空母「山東」を南シナ海に向き合う南海艦隊に配備した。

米軍の空母に比べると能力は劣るものの、中国軍は航空戦力などとの統合運用で台湾海峡や南シナ海などで米軍の接近を阻止する狙い。4隻以上の空母運用を目指しているとされ、4隻目もしくは5隻目は通常動力ではなく原子力空母を開発するとみられる。(北京共同)

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