空母(読み)クウボ

共同通信ニュース用語解説 「空母」の解説

空母

航空機多数搭載し、海上で航空基地の機能を果たす軍艦。日本は保有していないものの、海上自衛隊艦首から艦尾まで甲板が貫く「空母型」の護衛艦が4隻ある。最大の「いずも」「かが」は全長248メートル、最大幅38メートル。ヘリコプターを最大14機まで搭載し、5機が同時に発着できるなど洋上での拠点機能を持つ。野党は、いずもを改修しF35B戦闘機を搭載すれば、憲法上保有を許されない「攻撃型空母」に当たると批判している。

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精選版 日本国語大辞典 「空母」の意味・読み・例文・類語

くう‐ぼ【空母】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「航空母艦」の略 ) 航空機を積み、発着させる甲板などの設備を備えた軍艦。
    1. [初出の実例]「目ぼしい空母はポカポカ沈められて」(出典:テニヤンの末日(1948)〈中山義秀〉一)

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世界大百科事典(旧版)内の空母の言及

【航空母艦】より

…航空機を搭載,格納し,艦のほぼ全長にわたる飛行甲板から航空機を発着させ,洋上において各種の航空運用を行う軍艦をいい,略して空母という(図)。ヘリコプターを搭載し,揚陸,対潜水艦戦に従事する軍艦もあるが,これらは揚陸艦艇,巡洋艦に分類され,空母には含まれない。…

※「空母」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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