中国製ギョーザ中毒事件

共同通信ニュース用語解説 「中国製ギョーザ中毒事件」の解説

中国製ギョーザ中毒事件

2007年12月から08年1月にかけ、中国河北省石家荘市の天洋食品が製造した冷凍ギョーザを食べた千葉、兵庫両県の3家族計10人が中毒になった事件。9人が入院、うち女児は一時意識不明の重体になった。商品から有機リン系殺虫剤メタミドホスが検出され、中国当局は10年に元臨時従業員の呂月庭りょ・げつてい被告を逮捕、起訴した。捜査には日本の警察庁も協力。事件発生後、日中間の外交課題となり、日本国内では中国製食品の安全性を懸念する動きが広がった。(共同)

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