入院(読み)ジュイン

  • ▽入院
  • じゅいん ‥ヰン
  • じゅいん〔ヰン〕
  • じゅえん ‥ヱン
  • にゅういん ニフヰン
  • にゅういん〔ニフヰン〕

デジタル大辞泉の解説

[名](スル)
にゅういん(入院)」に同じ。
「病院に病者―の規則」〈魯文西洋道中膝栗毛
僧が住職となって寺に入ること。
「本年(ことし)二月の末に帰寂(かくれ)て後住が―せしかば」〈魯文・高橋阿伝夜叉譚〉
[名](スル)
院と名のつくところにはいること。特に、病気やけがの治療などのために一定の期間病院にはいること。「精密検査のために入院する」⇔退院
僧侶住職となって寺院にはいること。じゅいん。

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精選版 日本国語大辞典の解説

〘名〙
① =じゅえん(入院)〔元和本下学集(1617)〕
② 病気やけがなどで、ある期間、病院にはいること。にゅういん。
※西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇「病院に病者入院(ジュイン)の規則」
〘名〙 仏語。禅宗で新住持がはじめてその寺院にはいること。晉山(しんざん)
※円覚寺文書‐文和三年(1354)九月二二日・室町幕府追加法七一条「新命入院、毎度為寺家煩之間被年記之処」
〘名〙
① 仏語。僧が住職となってその寺院にはいること。じゅえん。じゅいん。
※歌舞伎・八重霞曾我組糸(1823)四立「この寺を預かりしゆゑ、入院(ニフヰン)ひろめや何やかや」
② 治療や検査を受けるため、ある期間病院にはいること。
※近世紀聞(1875‐81)〈染崎延房〉一一「入院(ニフヰン)させ手厚く治療を加へしうち」
③ 矯正教育を受けるために少年院に入れられたり、教育保護のために教護院に入れられたりすること。

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世界大百科事典内の入院の言及

【住職】より

…古くからある住持職(住持)の略称。住職になることを出世(しゆつせ)といい,住職として実際にその寺に入ることを入院(じゆいん),あるいは晋住(しんじゆう),また晋山(しんざん)という。住職という呼称は,今日では宗派を問わず多く用いられているが,歴史的にみると,寺院最高位の僧職の呼称は時代により宗派により,またそれぞれの寺院によって,さまざまの異称や尊称がある。…

※「入院」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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