中坂門田村(読み)なかさかもんたむら

日本歴史地名大系 「中坂門田村」の解説

中坂門田村
なかさかもんたむら

[現在地名]玉名市中坂門田

木葉このは川の支流妙見みようけん川上流の丘陵上に位置し、東は白木しらき(現玉名郡玉東町)、西は青野あおの村、北は北坂門田きたさかもんた村、南は南坂門田村と接する。寛文九年(一六六九)の「一統志」に村名がみえる。「国誌」には「伊倉荘坂門田村」とあり「里俗南坂門田村北坂門田村中坂門田村ト云」とみえる。小田手永に属し、宝暦一三年(一七六三)の下ケ名寄帳によると田畠屋敷計四二町一反九畝余・その他一一町一反一畝余、高五九八石二斗余。小村は「国誌」に萱野村古閑村・向村・谷村、「肥集録」には竜泉・けな山・中ノ古閑等が記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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