中大塚村(読み)なかおおづかむら

日本歴史地名大系 「中大塚村」の解説

中大塚村
なかおおづかむら

[現在地名]藤岡市中大塚

あゆ川が西境を北流し、東は藤岡町、南は上大塚村、北は下大塚村と接する。古くは上・中・下の大塚村は一村で大前おおさき村と称したといい、一帯高山たかやま御厨内で大塚郷と称された。永禄六年(一五六三)五月一〇日に武田信玄との申合せによって安保氏に与えられた地に「中大塚杉分」がある(「北条氏康・氏政連署知行宛行状」安保文書)。寛文郷帳では田方三四五石余・畑方七一一石余、幕府領と旗本渡辺領の二給。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android