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中奥 ナカオク

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デジタル大辞泉の解説

なか‐おく【中奥】

江戸城の表と大奥の間にあり、将軍が起居し、政務を執った建物。

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監修:松村明
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大辞林 第三版の解説

なかおく【中奥】

江戸城本丸のうち、将軍が起居し政務をとる区域。ちゅうおく。 → 大奥おおおく

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の中奥の言及

【江戸城】より

…本丸の主要な建物は天守閣(1657年以後なし)と本丸御殿である。本丸御殿はその用途により表,中奥,大奥に3区分されていた。表は謁見などの儀式を行う広間と,日常諸役人が詰めて執務する諸座敷からなり,幕府の中央政庁にあたる。…

【大奥】より

…御殿向はその大奥の主人,すなわち本丸ならば御台所,西丸ならば大御台所もしくは将軍世子夫人,その子女たちの居住する場所,御広敷向は大奥管理事務所で,男の御広敷役人の勤務する場所,長局向は大奥に勤務する女中いわゆる大奥女中たちの住む宿舎である。将軍が日常起居する場所は表のなかの中奥であるが,中奥と大奥の間は厳重な塀で仕切られ,御鈴廊下とよばれる廊下のみでつながり,御鈴廊下と中奥の境に設けられた〈御錠口〉から大奥側へは将軍以外の男子は入ることができなかった。
[本丸の大奥]
 大奥の規模・構造は時代によって若干の変化があったが,だいたいにおいては従前の形式が踏襲されていた。…

【御用部屋】より

…江戸城本丸御殿で,大老・老中・若年寄が執務した部屋。初期は将軍御座間(ござのま)の近くにあったが,老中・若年寄の側近的性格が薄れた中期以降は,1684年(貞享1)大老堀田正俊の刺殺事件をきっかけに,将軍の日常生活空間である中奥(なかおく)から表に移された。大名家の江戸屋敷や藩庁でも,家老が執務する部屋を御用部屋といい,ここで処理された案件を右筆が記録したのが,いわゆる《御用部屋日記》である。…

【住居】より

…また,伝承された住宅建築の数も多くなり,具体的な状態がよくわかるようになる。当時,支配体制を確立した上層武士階級の住居には,儀式や政務など政治的機能が持ちこまれ,その機能に対応して,表(儀式的空間),中奥(政務空間),大奥(私的空間)の空間が統合される形になった。表の建築は,前代に完成した書院造の殿舎形式が重んじられ,多数の人々と対面できる大広間を中心に,2~3の書院を連ねる形式を採っている。…

【武家屋敷】より

…大坂には特殊な屋敷として,蔵屋敷が置かれていた。 武家屋敷は住宅と家囲いで構成され,大名の上屋敷(江戸屋敷)の場合は藩主の公式の住宅であるから,国許(くにもと)の御殿同様に表御殿,中奥,奥御殿を備えている。表御殿には謁見のための大書院(江戸時代初期までは大広間)や玄関,式台,あるいは家臣の詰める部屋などがある。…

※「中奥」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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