日本歴史地名大系 「中山古墳群」の解説 中山古墳群なかやまこふんぐん 長野県:松本市中山地区中山古墳群[現在地名]松本市中山松本市街地の南、鉢伏(はちぶせ)山の西麓斜面と中山丘陵に囲まれた旧東筑摩(ひがしちくま)郡中山村にある古墳群をさすが、狭義には中山丘陵の最高所の峰から南方へかけての広い斜面と、その南に接する坪(つぼ)ノ内(うち)・向畑の段丘面上に築かれた古墳群をいう。特に前者の鍬形原(くわがたばら)古墳群は明治初年には八〇余基を数えており、「延喜式」記載の埴原(はいばら)牧との関連が注目されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by