出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
…三門峡はダムの建設とともにその南岸に作られた都市で,隴海線の要点に位置し,とくに洛陽~西安間の交通・輸送の中心を占めている。 洛陽の南西に当たる登封県の嵩山は,五岳の一つである中岳として知られた名山で,熊耳山脈の東方にそびえる。東部の太室と西部の少室とに分かれ,太室には中岳廟があって山の祭祀の中心をなしている。…
…中国,河南省北部,登封県の北方15kmにある山。古く〈禹貢〉に外方山として見え,《史記》に中岳と記され,五岳の一つに数えられている。別名嵩高山,太室山。…
…熊本県北東部にある火山。阿蘇五岳すなわち根子岳(1408m),高岳(1592m),中岳(1506m),杵島岳(1321m),烏帽子岳(1337m)を中心とする火山群とそれをとり囲む大規模な阿蘇カルデラとからなる。狭義に火山群のみをいうことも多い。…
…これらの楯状火山の山体上および周辺地域では,おもに更新世末以降現在に至るまでの期間に,多くの場所で噴火活動が起こり,安山岩質の比較的小規模な火山体や火口が多数形成された。韓国岳,大浪池(1411m),新燃(しんもえ)岳(1421m),中岳(1332m),御鉢(おはち)(約1400m),高千穂峰(1574m)などの霧島火山中央の山頂部を構成する山体,並びに飯盛山(846m),甑(こしき)岳(1301m),夷守(ひなもり)岳(1344m),大幡山(1353m)などの山体,さらに六観音御池(ろくかんのんみいけ),白紫(びやくし)池,不動池,大幡池,御池(みいけ)などの火口はこの時期に形成された。これらの火口や火山体は,生成時期が新しいため,いずれも山体の開析はあまり進んでいない。…
※「中岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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