中岳(読み)チュウガク

デジタル大辞泉 「中岳」の意味・読み・例文・類語

ちゅう‐がく【中岳】

中国五岳の一、嵩山すうざん異称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中岳」の意味・わかりやすい解説

中岳
なかだけ

熊本県北東部,阿蘇山中央火口丘の1つ。標高 1506m。阿蘇観光の中心。これまで 200回近く爆発し,耳の形をした火口にある7つの火口孔のうち,最北端の第1火口孔が,現在も火山活動中で,噴煙を上げている。南部に砂千里ヶ浜がある。阿蘇くじゅう国立公園の一中心。

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世界大百科事典(旧版)内の中岳の言及

【河南[省]】より

…三門峡はダムの建設とともにその南岸に作られた都市で,隴海線の要点に位置し,とくに洛陽~西安間の交通・輸送の中心を占めている。 洛陽の南西に当たる登封県の嵩山は,五岳の一つである中岳として知られた名山で,熊耳山脈の東方にそびえる。東部の太室と西部の少室とに分かれ,太室には中岳廟があって山の祭祀の中心をなしている。…

【嵩山】より

…中国,河南省北部,登封県の北方15kmにある山。古く〈禹貢〉に外方山として見え,《史記》に中岳と記され,五岳の一つに数えられている。別名嵩高山,太室山。…

※「中岳」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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