20世紀日本人名事典 「中島広吉」の解説 中島 広吉ナカジマ ヒロキチ 大正・昭和期の林学者 北海道大学名誉教授。 生年明治22(1889)年3月10日 没年昭和48(1973)年11月29日 出生地佐賀県 学歴〔年〕東北帝大農科大学林学科〔大正2年〕卒 学位〔年〕林学博士〔大正12年〕 経歴東北帝大大学院を経て、助教授。その後北海道帝大助教授、昭和4年教授となり、同大演習林長、農学部長を歴任。27年退官、名誉教授。のち北海道学園大学教授となった。森林立木材積表を作り、また単木の成長量を査定する樹幹析解法を明らかにし、広く利用された。著書に「森林立木材積表」「森林経理学新講」「樹幹析解」など。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島広吉」の解説 中島広吉 なかじま-ひろきち 1889-1973 大正-昭和時代の林学者。明治22年3月10日生まれ。昭和4年北海道帝大教授となり,演習林長,農学部長を歴任。樹木の直径から材積をもとめる森林立木材積表と単木の生長量をもとめる樹幹析解の方法を考案した。昭和48年11月29日死去。84歳。佐賀県出身。東北帝大農科大学(現北大)卒。著作に「樹幹析解」「森林経理学新講」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例