すべて 

中嶋庄(読み)なかしまのしよう

日本歴史地名大系 「中嶋庄」の解説

中嶋庄
なかしまのしよう

東大寺領荘園。弘安八年(一二八五)の東大寺領諸荘注進状写(東大寺文書)に、「中嶋庄」とみえ、天平勝宝四年(七五二)の勅施入によって成立したことが記される(海部郡の→海部庄。この史料によれば当庄名は、郡名から名付けられたものとあり、中島郡内に存在したものと思われる。天暦四年(九五〇)一一月二〇日付の東大寺封戸荘園并寺用雑物目録(同文書)に「中嶋郡百五十六町五段百九十歩」、および長徳四年(九九八)の「諸国諸庄田地」(東大寺要録)に「中嶋郡二百九十六町三段」とある地がこれにあたるものと考えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

すべて 

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む