中曾根新村
なかぞねしんむら
[現在地名]寺泊町中曾根
北は蛇塚新田、南は小豆曾根村。大河津分水沿いの微高地に細長く発達した集落。小豆曾根村の枝郷。文政七年(一八二四)の御案内帳(原田仁一郎家文書)によると、明暦三年(一六五七)に村上藩の検地を受け「古新田」として高一一四石余を検出。幕末まで村上藩領。文政七年の戸口は一六軒・一二〇人(御案内帳)。大河津分水工事に伴って新島崎川ができる以前の島崎川は、当村の南端を通って北東方向にのびていた。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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