中村俊輔(読み)なかむらしゅんすけ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「中村俊輔」の意味・わかりやすい解説

中村俊輔
なかむらしゅんすけ
(1978― )

プロサッカー選手。ミッドフィルダー(MF)。6月24日、神奈川県生まれ。桐光学園高―横浜マリノス(現、横浜F・マリノス)―レッジーナ(イタリア)―セルティック(スコットランド)―エスパニョールスペイン)―横浜F・マリノス。1997年(平成9)4月16日、ガンバ大阪戦でJリーグ初出場。U20(20歳以下)日本代表として1997年ワールドユース選手権(現、U20ワールドカップ)マレーシア大会に出場、U23日本代表として2000年オリンピック・シドニー大会に出場。国際Aマッチ初出場は2000年(平成12)2月13日、シンガポール戦。2000年に日本年間最優秀選手賞、2007年スコットランド・プロサッカー選手協会年間最優秀選手賞を受賞。2006年ワールドカップ・ドイツ大会、2010年ワールドカップ南アフリカ大会の日本代表選手。2006年9月13日、UEFAチャンピオンズ・リーグのマンチェスター・ユナイテッド戦においてフリーキック得点。これはUEFAチャンピオンズ・リーグにおける日本人初得点である(ヨーロッパ・チャンピオンズ・カップ時代を含めると奥寺康彦が1979年に得点をあげている)。

[中倉一志]

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村俊輔」の解説

中村俊輔 なかむら-しゅんすけ

1978- 平成時代のプロサッカー選手。
昭和53年6月24日生まれ。平成8年桐光学園高在学中にワールドユースのメンバーにえらばれる。9年横浜マリノス(現・横浜F・マリノス)に入団。12年Jリーグ最優秀選手賞(MVP)。14年イタリア・セリエAのレッジーナへ移籍。17年スコットランド・プレミアリーグのセルティックに移籍。18年FIFAワールドカップ(W杯)ドイツ大会日本代表。19年スコットランド・プロ選手協会の年間最優秀選手賞を受賞。ポジションはMF。多彩なパスワークで試合をつくり,左足からのフリーキックは芸術的といわれる。22年横浜F・マリノスに移籍,7年9ヵ月ぶりにJリーグに復帰。同年W杯南アフリカ大会の日本代表にえらばれ,グループリーグのオランダ戦に途中出場した。25年2度目のJリーグ最優秀選手賞(MVP)。神奈川県出身。桐光学園高卒。

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367日誕生日大事典 「中村俊輔」の解説

中村 俊輔 (なかむら しゅんすけ)

生年月日:1978年6月24日
平成時代のサッカー選手

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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