中村勝契(読み)なかむら しょうけい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村勝契」の解説

中村勝契 なかむら-しょうけい

1855-1927 明治-昭和時代前期の僧。
安政2年5月28日生まれ。生地尾張(おわり)(愛知県)勝川町の日輪寺で得度し,明治10年延暦(えんりゃく)寺にはいる。29-30年天台宗憲章の草案を起稿し,44年探題。名古屋日暹(にっせん)寺(現日泰寺)住職,青蓮院(しょうれんいん)門跡(もんぜき)をへて,昭和2年天台座主(ざす)となった。昭和2年11月3日死去。73歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例