中村新田村(読み)なかむらしんでんむら

日本歴史地名大系 「中村新田村」の解説

中村新田村
なかむらしんでんむら

[現在地名]会津坂下町白狐びやつこ

みや(鶴沼川)左岸の田園中にあり、栗村くりむら堰が東から西に流れる。北は坂下村、西は蛭川ひるかわ村、東ははら村。寛永元年(一六二四)すぎ村の佐藤源左衛門が開発し、初め椹林さわらばやし新田・牛沢うしざわ新田などと称し、のち中村新田村となり、江戸時代末期に中村と改称した。寛文六年(一六六六)の「会津風土記」に中村新田とある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android