中村正吾(読み)ナカムラ ショウゴ

20世紀日本人名事典 「中村正吾」の解説

中村 正吾
ナカムラ ショウゴ

昭和期の新聞人



生年
明治42(1909)年1月6日

没年
昭和51(1976)年2月4日

出生地
福岡県

学歴〔年〕
神戸商科大学〔昭和7年〕卒

経歴
昭和7年東京朝日新聞社に入り、北京上海通信部などを経て、13年政治部員。14年欧州特派員、次いで米国特派員。16年日米開戦で抑留され、17年交換船で帰国。19年報道局副部長、小磯国昭内閣の情報局総裁緒方竹虎秘書官となった。のち朝日に戻り、22年政経部次長、25年米国特派員、政治部長となり帰国。31年アメリカ総局長、33年東京本社編集局次長。次いで名古屋、西部、大阪各編集局長、名古屋、西部各本社代表責任者、43年常務大阪本社代表。47年退社して福岡朝日ビル社長。著書に「永田町一番地」。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村正吾」の解説

中村正吾 なかむら-しょうご

1909-1976 昭和時代の新聞経営者。
明治42年1月6日生まれ。東京朝日新聞社にはいり北京,上海などの通信部につとめ,のち政治部員。昭和19年退社,国務相となった緒方竹虎の秘書官。のち再入社し25年政治部長。アメリカ総局長などをへて43年常務,大阪本社代表となった。昭和51年2月4日死去。67歳。福岡県出身。神戸商業大(現神戸大)卒。著作に「永田町一番地」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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