中村静嘉(読み)ナカムラ ヤスヨシ

20世紀日本人名事典 「中村静嘉」の解説

中村 静嘉
ナカムラ ヤスヨシ

明治〜昭和期の海軍少将,実業家 太平生命保険社長



生年
安政7年2月(1860年)

没年
昭和11(1936)年6月18日

出身地
加賀国金沢(石川県)

学歴〔年〕
海兵卒

経歴
明治16年海軍少尉となる。米国公使館付武官、海相秘書官、旅順港根拠地参謀を経て、浅間艦長、明石艦長、海軍軍令部第3局長、東宮付武官を歴任日露戦争には第3艦隊参謀長として出征、ついで水雷術練習所長に転じた。39年少将となり、41年佐世保水雷団長を務める。退役後は実業界に入り、太平生命保険を創立して社長に就任。また東洋電機製造監査役に推された。郷里・金沢に大正織物もつくった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村静嘉」の解説

中村静嘉 なかむら-やすよし

1860-1936 明治-昭和時代前期の軍人,実業家。
安政7年2月生まれ。海相秘書官,明石艦長,第三艦隊参謀長などをつとめた。海軍少将。退役後,実業界にはいり,太平生命保険を創立し社長。郷里金沢に大正織物もつくった。昭和11年6月18日死去。77歳。海軍兵学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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