中林貞男(読み)ナカバヤシ サダオ

20世紀日本人名事典 「中林貞男」の解説

中林 貞男
ナカバヤシ サダオ

昭和期の生協活動家 日本生活協同組合連合会名誉顧問



生年
明治40(1907)年10月8日

没年
平成14(2002)年3月10日

出生地
富山県射水郡小杉町

学歴〔年〕
早稲田大学政経学部〔昭和7年〕卒

主な受賞名〔年〕
藍綬褒章〔昭和43年〕,勲二等瑞宝章〔昭和59年〕,アルビン・ヨハンソン・ゴールドメダル〔平成1年〕

経歴
報知新聞社会部記者を経て、昭和16年から大日本産業報国会参事。20年に日本協同組合同盟の創立に参画し事務局長、26年には日本生活協同組合連合会創立に参画して専務理事に就任。37年副会長、46年会長を歴任し、60年から名誉会長。一方、52年以降、原水爆禁止運動統一に尽力し、平成元年協同組合運動におけるノーベル平和賞といわれるスウェーデンのアルビン・ヨハンソン・ゴールドメダルを受賞。他に東京労働金庫副理事長、全国労働金庫協会常任顧問、経済審議会委員などを兼務した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中林貞男」の解説

中林貞男 なかばやし-さだお

1907-2002 昭和時代後期の社会運動家。
明治40年10月8日生まれ。昭和20年賀川豊彦らの日本協同組合同盟の創立に参加し,26年日本生活協同組合連合会の発足とともに専務理事,46年会長。生協運動を指導し,反核平和運動にもたずさわった。平成14年3月10日死去。94歳。富山県出身。早大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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