日本歴史地名大系 「中林遺跡」の解説 中林遺跡なかばやしいせき 新潟県:中魚沼郡中里村田沢村中林遺跡[現在地名]中里村田沢 干溝信濃川右岸、国鉄飯山線越後田沢(えちごたざわ)駅から南西方五〇〇メートルの干溝(へんぞ)にある。中津(なかつ)川が信濃川に合流する直上段丘面、標高二一二メートルに位置する。先土器終末期に河畔自然堤防上に営まれた一二〇平方メートルの小規模遺跡。昭和四一年(一九六六)の発掘調査で、上層から縄文早期の押型文土器、加曾利B式期の土器片数点と、その下層から尖頭器一五四点、掻器三四点など多くの遺物を検出。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by