中染村(読み)なかぞめむら

日本歴史地名大系 「中染村」の解説

中染村
なかぞめむら

[現在地名]水府村中染

山田川のほぼ中流部にあり、北は天下野けがの村。中世には東染・西染と合せ染(曾目)村と称した。佐竹知行目録(彰考館蔵)の文亀三年(一五〇三)に「染ノ村タウ山 滑川兵庫助」「染村タキ壱間 (滑川)式部」とある。文禄五年(一五九六)の御蔵江納帳(秋田県立図書館蔵)に「中染」とあり、寛永一二年(一六三五)の水戸領郷高帳先高に「中染村」とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android