中横田村(読み)なかよこたむら

日本歴史地名大系 「中横田村」の解説

中横田村
なかよこたむら

[現在地名]甲佐町中横田

東は坂谷さかだに村、南は安平やすひら村、南西は横田村と接し、村内を知行ちぎよう川が流れ、上早川かみそうがわ村との境になっている。建久六年(一一九五)三月日の甲佐社領立券解案(阿蘇家文書)に「益木上郷 堅志田」として、四至は「東限横山并立神 南限大山 西限大田横道 北限河流并宮山」とある東限の立神たてがみは当村の小村立神と思われる。また建長三年(一二五一)九月二三日付の甲佐社領実検帳写(同文書)に記される「目野若宮免三反」の目野めのは当村の小村目野をさすと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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